超能力者「NOBUYUKI NONAKA」です。
今日は、ゼロ磁場パワースポット分杭峠の裏側を解説します。
日本有数のパワースポットとして有名な「分杭峠」という場所があります。
パワースポット好きの人なら、一度は行ったことがあるかもしれません。
あなたはご存じですか?
分杭峠はパワースポット?
分杭峠は長野県伊那市にあるので、私も長野県に住んでいた頃にちょっと足を伸ばして行ったことがありますが、すごい山の中にあり(まあ・・・峠なので当然ですが)かなり険しい山道だったと記憶してます。パワースポットというより遭難必至の危険スポットのような場所です。
分杭峠は日本最長の巨大断層地帯「中央構造線」の真上にある伊那山脈の峠の1つで、地質が異なる巨大な地層がぶつかり合っている場所。
「分杭峠波動研究会」という、気を感じることができるという人々が公開しているウェブサイトでは、この巨大な地層がぶつかり合っている分杭峠を「地球のエネルギーが凝縮されているパワースポット」として紹介しているみたいです。
・・・が、しかし。。
この分杭峠波動研究会が説明しているように、巨大な地層がぶつかり合って、右左双方の地層からエネルギーが加わっている中間地点が「ゼロ磁場」と呼ばれるエネルギーが凝縮して湧き出ているパワースポットだ!と言うとそれっぽいですが・・・分杭峠波動研究会のウェブサイト上にもリンクがある「中央構造線博物館」の学芸員を務める河本和朗氏は、「地震が発生していないときの断層は、力学的には周囲の岩盤と同じ」と指摘していて、「『断層で岩盤が押し合っている』という考えは地球物理的に誤りである」と解説しています。
この情報はウィキペディアの分杭峠のページに書いてあります。
なんだ。。結局のところ、分杭峠波動研究会さんの言う「巨大な地層がぶつかり合っている場所がゼロ磁場で、左右双方の地層が押し合っているからそこにエネルギーが凝縮されている。」という説は、ちょっと事実からは外れているみたいです。よくスピ系の人々にある矛盾ですね。
分杭峠波動研究会さんのウェブサイトでは、「力の同じ二人の力士が、がっぷり四つに組んで動かない状態と同じで、両側から強い力で押しているのに、見かけ上静止しているように見えるだけで、実際には双方からエネルギーが加わっています。」なんて説明していますけど、それは、地球物理的には誤りで、実際は地層同士が押し合っていないわけですから・・・う~ん、本当に分杭峠は「ゼロ磁場?」になるんでしょうか。
研究会と言うので、分杭峠波動研究会さんは事実や地質学なんかに基づいた研究を行っているのかと思いましたが、そうではないみたいです。ウェブサイトでは、研究会のメンバーが現地に行って気を感じる~とか、ゼロ磁場の波動エネルギーを封入したヒーリングCDという謎商品を販売していたりとか、そんな活動をしているようです。
・・・まあ・・・
私は「え?CDにどうやって波動エネルギーを封入??」とか、分杭峠のゼロ磁場の波動を封入したCDのエネルギーは「オーディオ機器が発する電磁波の影響は受けないんだ??」とか、そういう矛盾が気になる方なんですけど。波動好き、パワースポット好きな、気のエネルギーに敏感な皆さんは電磁波の影響を感じたりはしないんでしょうか・・・まあ、スピ系のゆる~いグッズってそれでOKなんですよね。
兎にも角にも・・・
ご存じの方も多いかも知れませんが、長野県伊那市には「分杭峠」というゼロ磁場パワースポットがあり、そこには強力な気のエネルギーを感じたいという人々が訪れ、山肌に座ったり、湧き水をタンクに入れて持ち帰ったりしています。
「無料で気が湧き出てるぞ~!」と宣伝するだけで、長野の山奥にこんなにたくさんの人が集まり観光地化するのですから、スピリチュアル恐るべし・・・です。
でも、分杭峠が宣伝文句通りのすごいゼロ磁場パワースポットなのかどうかは、ちょっと疑問が残りますよね。。
分杭峠はパワースポットじゃない?
じゃあ、分杭峠ってパワースポットじゃないんですか?って言うと、そういうことでもありません。パワースポットです。
ネット上に溢れるパワースポットの解説が、矛盾している情報ばかりだというのは確かですが、ゼロ磁場である分杭峠のパワースポットには何らかのエネルギーがあるのは事実です。
実際に、この巨大な断層である中央構造線の上には、伊勢神宮や諏訪大社、石鎚山や阿蘇山などのパワースポットと呼ばれる場所が多くあり、中国政府が公認する気の研究団体「元極学」の創始者の張志祥氏(中国政府公認ってとこがすでに怪しいですけど・・・)を日本の研究団体が招いて分杭峠を調査した際には、張志祥氏が「分杭峠はゼロ磁場というパワースポットで、大地からブワーッと気が吹き出している!」と驚いた、なんて話しもあるそうですしね。
でもですよ・・・それは昔の話です。
人間の健康状態が毎日変化するのと同じように、地球の健康状態も毎日変化しています。
地球上の巨大な断層というのは人間の体にあるチャクラみたいなものですので、そこからエネルギーが出たり入ったりしてはいますけど、そのエネルギーは強い時もあれば弱い時もあり、健康な時もあれば不健康な時もあります。
パワースポットと同じく、大地のエネルギーが吹き出している火山だって、ずっと噴火しているわけではないですよね?
ようはですね、パワースポットから湧き出ているエネルギーというのは一定ではなく、弱いこともあれば不健康なエネルギーであることもあるんですよ。
だから、パワースポットに生えている木なんかも、緑の葉っぱが生い茂ってとても健康的な時もあれば、何となく弱々しかったりする時もあります。また、地面の土がふかふかして健康的な時もあれば、土が乾き切っていたり、びちゃびちゃのドロドロの時もあるわけです。
地面から湧き出ているエネルギーが健康で強力な時にパワースポットに行くのは好いかもしれませんが、地面から湧き出ているエネルギーが不健康で弱々しい時に行けば、土地のエネルギーの悪影響を受けて、パワースポットに行った人の健康状態が悪化してしまうこともあります。
私が提供しているサイキック. comのヒーリングは、自然界のエネルギーを集めてエネルギー装置内で安定化した上でお送りしています。
すごいゼロ磁場!パワースポット!分杭峠!と、テレビ放映されてからというもの、日本全国からヒーラーやら気功師やら、病気を抱えている人やら、とにかく開運したいという困っている人やらが、大挙して押し寄せてきたわけですが、その人達はそんなことは考えていないのかも知れません。
私が行った時も、気場と呼ばれている気が湧き出しているパワースポットから離れた全然関係の無いところで、大地に向かって一所懸命手を動かして気を感じようとしている人達がいっぱい居ましたし、「健康な波動水だから1ヶ月の飲料分を持って帰るんだ!」と言って、あんまり健康な感じがしない単なる湧き水をポリタンクいっぱいに溜め込んでいる人達がいっぱい居たりしました。そういう光景はちょっと滑稽でもありますが、平和的でもあります。まあ、プラセボ効果はあるのかもしれませんし、精神面でプラスにはなるかも知れません。
で、分杭峠は結局どうなんだ?と言えば・・・
結局のところ、分杭峠はゼロ磁場でありパワースポットです。
でも、それは皆さんがイメージしているような、常に健康な気が溢れているパワースポットなのではありませんし、湧き出しているエネルギーの質や量は常に一定ではありませんし、エネルギーが湧き出している場所も少しずつ変化しています。
また、前出の分杭峠波動研究会さんのウェブサイトで「たまゆらの写真」として紹介されている意識体・・・これ、すごく危険なものなのです。オーブとかたまゆらと呼ばれて幸せをもたらすものだと考えている人も居るみたいですが、意識体は幸せをもたらすものではなく、人間のエネルギーを食べ尽くす危険な害虫みたいなものです。
自然界の中に潜んでいる意識体は、野生動物と同じように人間に対して攻撃的になる事も多々ありますし、自然界を踏み荒らす人間に取り憑いて、人間のエネルギーを食べて運気を悪化させることもあります。(意識体に関する解説はこちら)
皆さん、よく覚えておいてください。
パワースポット=エネルギーの良い場所ではありません。
パワースポットは、大地のエネルギーが湧き出している場所ですが、そのエネルギーは地球の健康状態によって、人間に悪い影響を与えるエネルギーにもなり得るのです。
日本最長の巨大断層地帯「中央構造線」の上に並ぶ、伊勢神宮や諏訪大社、石鎚山や阿蘇山などのパワースポットも、分杭峠と同じく意識体がウヨウヨいますし、悪いエネルギーが充満していることも多々あります。
実際に、私のところに「霊が憑いたかもしれません・・・」「最近運が悪くて・・・」と相談にくる人の多くは、パワースポット巡りが趣味だったりします。
ですので、私は個人的にはパワースポット巡りはお勧めしませんし、分杭峠に行くのもお勧めしません。
パワースポット巡りをするよりも、分杭峠へ行くよりも、365日24時間、常に波動の良いエネルギーを受け取ることができる、私の超能力施術やオムニア・アクティベーションのヒーリングをご利用いただく方が、人生が大きく好転します。