超能力者コーマンが指名手配された話

超能力者に何が起こったのか?

過去に私が日本代理人を務めていた、ロシア超能力研究所の所長の息子さん、イリヤ・コーマンが詐欺罪で指名手配されたというニュースが耳に入った。ニュース自体は1年ほど前のものだそうだが、ロシアのNo.1超能力者が指名手配されたとのことで、チョットした騒ぎになっていて、このニュースは今でもYOUTUBE上で見ることができる。

モスクワの女性が、末期症状の病気を抱えたお母さんの治療を依頼したけど、施術や治療が行われず経費や治療費を請求されたということらしい。

約束した施術を行わず、代金だけを請求したのなら詐欺だろうな~と思うわけだが、実情はちょっと違うようで、超能力を使って透視を行った結果、「ある国にこの病を治すことができる医者がいる」というビジョンが見え、その医師を探しだすためにアジアの国々を渡り歩いていたら、依頼者の女性が「経費ばかり掛かり施術も治療も行われない!」と怒りだし、警察に相談し刑事訴訟を起こしたということらしい。その後、イリヤ君の一件が「詐欺師の超能力ファミリー」みたいな感じでニュースでも取り上げられて、イリヤ君だけでなく、イリヤ君の家族は多くのモノや信頼を失ったようだ。

まあ、末期症状の病気のお母さんの治療を依頼したのに中々結果が見えてこないんだから、この女性が不安になるのも分かるし、透視術で見た「アジアのどっかの国にいるはずの医者」を探そうと、少ない手がかりを元に、国をまたいで飛び回っていたイリヤ君の努力や苦労も分かる気がする。

超能力者コーマンが指名手配された話

※画像はbing image creatorで作成されました

「超能力者なんだったら、病気ぐらい超能力で治せよ!?」って言う人もいるけど、それは超能力の仕組みをよく理解していない。宿命で「この病気は医師が治す」と決まっていれば、超能力で治すことはできないんで、超能力で透視して病気を治せる医師を探す…というのが唯一の解決策になるわけだ。

YOUTUBEの動画を見ると、最終的に治療できる医者がみつかったようだけど、不安を募らせた女性が治療を依頼せずに警察に相談してしまったようで、結局治療は行われなかったようだ。。あと少しで末期症状の病気のお母さんが助かったのかもしれないのに…これは双方にとってとても残念な結末だな~と、私は思う。

イリヤ・コーマンという人物

彼はとても才能のある超能力者の一人で、小さな頃から超能力開発に励み、長年にわたりチベットで修行を積んで、ダライ・ラマ14世が世界中から集めた108人の超能力者の一人にも選ばれた人物。イリヤ君のお父さんが所長を務めるロシア超能力研究所も、世界的に有名な超能力者を多数輩出している有名どころで、日本人の透視術者として有名な故・赤松瞳さんが超能力開発を行った事でも知られています。(※赤松瞳さん殺害に関する記事はこちら

(私は、所長さんと赤松瞳さんが喧嘩別れした後にロシア超能力研究所の活動に加わり、日本代理人を務めていました。ま、私も所長さんと意見が合わず、その後に研究所の活動から離れることになったんですけどね。)

イリヤ君は、そんな数少ない本物の超能力者養成所の、本物の超能力者なんだけど、とにかく不運に見舞われる宿命にある。そして同じロシア超能力研究所で超能力開発を行った赤松瞳さんも、生前はたくさんの不運に見舞われ、最後には殺害されてしまった…。

超能力者や霊能者って、波瀾万丈で苦難や困難が多い人生を送っている人が多いんだけど、その理由は「人助けで生まれるカルマ」にあるんだよね。

人助けをするとカルマが生まれ、人生がドンドン大変になって行くという仕組みは「こちらのブログ」で解説しているけど、ほとんどの超能力者や霊能者は、カルマや因果応報の仕組みをしっかりと理解していないので、超能力を使って人助けを続け、人助けをすればするほど問題の多い人生になって行っている。

ロシア超能力研究所の関連施設があるアフリカのザンジバル島でイリヤ君と会った時に、他人の病気を治したり、お金や恋愛のトラブルを解決するたびに、自分の健康状態が悪化して、お金や恋愛のトラブルが増えている…みたいな話をしていたので、カルマや因果応報の仕組みを説明してみたけど、人助けをすることが使命だと思い込んでいて、彼が考えを変えることはなかった。

そして…

人助けを続けてカルマを作り続けた結果、指名手配犯となり、今度は自分が人助けを必要とする立場になってしまったようだ。

ネット上にはこれ以上の情報が出ていないので、その後、イリヤ君が逮捕されたのかどうかは分からないし、ウクライナとロシアが戦争中なので、ウクライナやロシアの知人から新たな情報を得ることもできなかった。

イリヤ君を訴えた女性のお母様の病状が回復した事を祈りつつ、イリヤ君やご家族の皆さんの安全と平穏な生活も祈りつつ、「やっぱり超能力者って人助けのために活動しちゃいかんな~」と思う今日この頃である。

カルマが生まれない施術

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カルマが生まれない施術

…と、前置きが長くなりましたが、だから、私は人助けのために超能力で他人の人生を変えるような施術は行わないんです。

私が提供している施術は、私がお客様の人生を変えるわけではありません。ヒーリングに使用するエネルギー装置でお客様の潜在意識を活性化させ、活性化した潜在意識の超能力をお客様自身が使えるようになり、お客様自身の超能力でお金を引き寄せたり、恋愛を成就させたり、様々な願いを叶えたりします。私自身がお客様の人生を変えるんじゃないので、私とお客様の間にカルマが生まれず、施術による副作用のようなモノ(不運など)も生まれません。

超能力者は特別な存在でもなければ、聖者でも神でもありません。自分の行いからカルマが生まれ、因果応報で自分に返ってきます。人助けをすれば、自分が人の助けを必要とするような苦境に立たされるわけです。

例えば、超能力者だったイエス・キリストも、人助けをし過ぎて大きなカルマを生み、自分の十二使徒の一人であるユダが銀貨30枚と交換に裏切って、磔にされちゃいましたよね。イエスのおっさんが超能力を使って人の命を助けようとしたから、因果応報の仕組みで、自分の命が危険にさらされて、助けが必要な状況が生み出さちゃったワケです。イエスのおっさん、因果応報の仕組みを知らなかったんですねぇ~…。残念です。。

ロシアのNo.1超能力者でも、自然の法則に逆らうことはできず、自らが未来視で見ていた出来事が起こり、容疑者として追われることになってしまった…。レイプされ、殺害されてしまった赤松瞳さんも、自分の最後の瞬間を予知していたそうですが、宿命を変える事はできなかった。。

超能力は多くの超常的な現象を起こして人生を豊かにする事ができる能力ですが、十分な知識を持たず使い方を誤ると、自分の人生も、お客様の人生も、崩壊に導いてしまいます。

だから、私は超能力よりも、自然の法則を理解する「悟り」の方が重要だと思うわけです。

ロシア超能力研究所の元日本代理人
オランダの古城の超能力者
Nobuyuki NONAKA

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